父は三度の脳梗塞で、全失語・車いす生活に。まだまだ辛い事が多いけれど、小さな日々の回復は、大きな幸せです。。
by elunar
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甘い香り。
f0050903_981185.jpg
田舎から桃が届きました。
箱を開けると、ぽわわわわわぁぁぁっと、
甘い香りが。
桃の香りって、本当に幸せな香りです。
(*^_^*)

そうだ田舎の父は、来月70歳になります。

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

届いた桃を、父がにこにこしながら眺めています。
その中のお気に入りをひとつ見つけて、私に渡しました。
手をぐるっとして、「剥いて?」って言いたそうな感じです。(*^_^*)

「あっ、お父さん桃の皮剥こうか?」
「うん。」

私は、桃の皮をつるりと剥いて、
「お父さん、剥いたよ?一口大に切る?」
「ううん。」父は首を振り、
「入れて?」と言いたそうに、硝子の器を差し出しました。
大事そうに一皮剥かれた桃を硝子の器に入れて、
また手をぐるっとして、何かを訴えます。

「あぁ。お父さんラップをかける?」
父は、にこにこしながら、「うん。」
そのラップを掛けられた硝子の器の桃を、
今度は、大事そうに冷凍庫に入れようとしています。

「あぁ。お父さん冷凍庫に入れて冷やすの?」
父はまた、にこにこしながら、「うん。」と応えました。


そっかぁ。
届いたばかりの桃は冷えていないから、冷凍庫で冷やしたかったんだ。
お父さん、やるじゃん。(*^_^*)


台所で洗い物をしていると、しばらく冷蔵庫の側で、じっと待っていた父は、

「よしっ。」と、冷凍庫の桃を取ろうとしています。
あ、そろそろ食べるのかな?(*^_^*)

「あ、お父さん待って?取ってあげるよ。」

父は、冷凍庫で冷やされた硝子の器の桃を大事そうに、自分のお部屋に持って行きました。

その様子をしばらく見ていると、
硝子の器に入った桃を、左手だけで食べるのはかなり難しそうです。

私は父の側に行き、柔らかくて今にもくずれそうなその桃を、そっと持って
父の口元に持って行ってあげました。

大きく一口、がぁぶりっ。

桃の甘い香りが溢れ、同時にたっぷりの果汁が器の中に滴り落ちます。
田舎の桃は、柔らかくて甘くて、とってもジューシーなのです。(*^_^*)

「あ”ぁぁぁぁ。」
うなりながら、二口目、三口目と。

「お父さん、すごいおいしそぉだねぇ。」
「うん。」

桃を食べる時、父はいつも丸ごとかじっていました。
「桃は、この食べ方じゃないと食った気がしないよ。」
そう、言っていた事を思い出します。

父は、とても満足そうに笑ってくれました。(*^_^*)


私も今朝ひとつ、冷蔵庫で冷やした桃を頂きました。
田舎の桃を食べると、何故か元気になるような気がします。

桃ひとつ。
私にとって、この上ない幸福です。(*^_^*)

f0050903_13391992.gif*****************  Information  *****************

 ←← 今、桃の香り届いた?甘い香りだよぉ。。(*^_^*)
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by elunar | 2006-07-08 14:07 | 介護
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