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父は三度の脳梗塞で、全失語・車いす生活に。まだまだ辛い事が多いけれど、小さな日々の回復は、大きな幸せです。。
by elunar
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施設に思うこと。
施設に思うこと。_f0050903_19585222.jpg
父のショートのスケジュールは、月に2回。
第2週に4日間ほどと、月末に1週間です。
別々の施設にお願いしています。

前者はSouthさん(仮)、
後者はFlowerさん(仮)として、
お話しします。

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
先月末、Flowerさんのショート期間中、父のお着替えを届けに行った日の事。

持ってきたお着替えを整えて、
ロビーで母が準備してくれたおやつを一緒に食べていた時、
父は、一生懸命私に何かを訴えました。

丁度、デイサービスの人達がおやつを終えて、帰宅の準備をしている様子を見て、

 「ここあ、あななぁ。。。」
 ニコニコと、手をぐるっとして「ここはいいなぁ。」と言う感じです。
 「お父さん、ここは明るくていいねぇ。」

それからまた、必死に何かを言っています。
手を、向こうの方に振って、渋い顔をしてします。

 「う。。。ん。。。わかんないよぉ。お父さん。」(^_^;)
 「家が良い?ここは駄目?」

と、聞くと父は、首を振って違う違うと言います。

そうして話していると、Flowerさんのスタッフの方が、
父の方に駆け寄ってきてくれて、「○○さぁん。元気でしたか?」と、
声を掛けてくれました。
父も、嬉しそうに、手を差し出します。

ここの施設は、父と話している間に、何人もの人が挨拶&声かけをしてくれるのです。
それだけで、スタッフの方一人一人が利用者の方を大事にしてくれているのが
理解できます。

 話しを元に戻して、

スタッフの方に声を掛けていただいて、父も言いたい事を忘れているかな?と思ったら、
また、必死の訴えが続きました。

手を向こうの方に振って、ダメダメと言う様な感じで、
それから、足元を指差して、ここここ。と言う様な感じで、訴え続けます。
内心、私も諦めようと思ってたのですが。。(^_^;))

ふと、思いつきました。

 「あっ。お父さん、Southさんが駄目なの?」

父は、「うん。うん。」と、大きくうなずきました。

 「Flowerさんに変えて欲しいの?」

また父は、「うん。うん。」と、うなずきながら、
「やっと解ってもらえた。」と、安心して泣いてしまいました。

 「そっかぁ。。。Flowerさんが良いんだねぇ。」

 「うん。うん。」父は、大きくうなづきました。


父は、「SouthさんからこちらのFlowerさんに変えて欲しい」って、言っていました。

それは何となく解っていました。
でも、母との話しでも、父がSouthさんに慣れてくれる事を期待していました。

何せ、Southさんは、送迎もあるし家からも近い。
なので、母が歩いて行かれる距離なのです。
それに、Southさんのデイ担当のMさんは、父の言う事を理解してくれる人で、
父自身も、Mさんだと安心してくれます。

でも、何故かお泊りのショートはとても嫌がるのです。
父の慣れを待つのは無理でした。



父は、金曜日からSouthさんにショートに行っています。
お迎えに来てくれたのが、Mさんせいか父は嫌々ながら行ってくれたそうです。

今日、夕方母が父の様子を見に行きました。
父は、真っ赤な顔をして泣いていたそうです。

Flowerさんなら、一緒におやつを食べて、元気にしているのに
この違いは、どこから来るのでしょうか。。


今日、母の話を聞いて、その答えが見つかりました。


父の介護に携わるようになってから、いろんな施設を見てきました。
施設によって、性格は様々です。


私が利用者の家族として、施設にお願いしたいのは、
「介護に携わる者として、専門分野のプロとして、意識と志を高く持って
 プロらしい仕事をして欲しい。」

それだけです。
*****************  Information  *****************

 ←← その仕事でお給料をもらっている以上、その道のプロなんだよね。
by elunar | 2006-09-09 22:18 | 介護
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